当クラブ専属調律師
田中英資 Eisuke Tanaka
ピアノ調律師・ピアノ修復家・整音技術者
元 GROTRIAN TOKYO SHOW ROOM 技術顧問
台湾ピアノ調律技術者協会技術顧問
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東京都目黒区大岡山1-11-4
03-3717-4088
大学では応用物理学、電子工学を専攻。卒業後は大手電気会社の研究所にて磁性単結晶の製造技術、コンマ数ミクロン単位の精密球体加工技術、電気磁気測定技術、超高周波測定技術の確立、各種工業用セラミックの製造技術、電気炉の設計、などに従事。
退社後、音楽学校ピアノ調律科に入学。卒業後は竹内友三郎氏に師事。その間に欧州製名器の復元技術を習得。欧州より約 70 台程の名器の中古を輸入、復元、修理。その後ドイツ C.BECHSTEIN 社、および GROTRIAN 社 にて整音技術、整調技術、修復技術を習得。現在までに 1800 年代の物から現代物まで、約 200 台近くの欧州製名器の復元を手掛ける。
1996 年の日本ピアノ調律師協会誌に「 整音の理論と実際 」を発表。その後国内、海外各地で「整音の理論と実際」に関する講演会の依頼多数、多くの調律師を指導、教育をしている。弟子の指導歴は約 30 年近くに及び、現在も多数の弟子を教育中。
世界的なクラシック、ジャズ演奏家の CD 録音のピアノ調整、整音を手がけ、その数は数十枚にのぼる。中でもイョルク・デムス氏の演奏による CD 盤はピアノ業界、オーディオ業界で話題になった。ジャズではケイコ・ホルゲソン氏演奏による CD 盤がスィング・ジャーナル紙の年間最優秀盤にも選ばれる。コンサートチューナーとして各ジャンルの一流演奏家から受ける依頼は数知れない。